鹿児島県南九州市のコンクリート製品、ステップボード、ダクタルフォームの製造・加工|薩摩コンクリート

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ステップボード(超高強度繊維補強コンクリート製階段)階段の型枠材として使用しながら階段の仕上材として施工でき、工期短縮・コストダウンを実現できます。

ステップボードで工期短縮・低コスト

ステップボードはコンクリート階段施工の省力化及び効率化、型枠等建設廃棄物の低減を実現できる 高耐久性埋設型枠(ダクタルフォーム)であるとともに、優れたデザインの高強度階段仕上材です。 階段を現場打ちコンクリートで製作するには、多くの工程が必要ですが、この「ステップボード」は 階段の型枠材として使用しながら階段の仕上材として施工でき、工期短縮・コストダウンを実現できます。

新技術が生きているステップボード

「ステップボード」は、太平洋セメントのダクタルを用いた技術です。 ダクタル(「DUCTAL」:登録商標)は、強度、耐久性及びじん性に優れ た無機系複合材料技術であり、ダクタルを使用することにより、部材の 軽量化による施工の合理化を図ることが可能になります。 また、形状の自由度が高く、意匠性に優れた部材の実現が可能となり ます。 ダクタルマーク

ステップボードの特徴

1. 耐久性
太平洋セメント社と技術提携した、高耐久性薄肉埋設型枠階段です。 打設されたコンクリートと一体化し、高強度で衝撃に強く、強靭で耐久性に優れた階段です。
2. 工期短縮
階段の型枠作業、鉄筋工事、左官工事、生コン打設手間等の省力化、短時間作業による省人化が図れ工期が 短縮できます。
3. 高強度
太平洋セメント社のダクタル技術による超高強度繊維補強コンクリート階段で、耐摩耗性に優れ、ダクタルフォー ムは建設技術審査証明を取得しています。 型枠材としても、生コン打設時の側圧等荷重に耐える充分な曲げ強度と剛性があります。
4. 施工性
工場製品だから品質が一定で均一。運搬、組立が容易で、現場の形状・寸法に合わせた製作が可能です。 ステップボード工法は、駆体生コンをそのまま使用するので打設時間が短く、従来工法では発生しやすいコール ドジョイント・ジャンカ等は発生しにくい工法です。 また、廊下・踊り場の一発仕上げが可能になるので、上塗りモルタルのひび割れがなくなります。
5. デザイン性
ステップボードは薄肉厚で、曲線などの独自の階段デザインの製品化が可能です。 また、表面に滑り止め加工し、デザイン性に優れた外観をしています。
6. 低コスト
階段部をスラブ構造にすることで、型枠の稲妻加工、高度な技術を必要とする稲妻筋の加工が不要です。 従って、階段部の型枠や左官作業が削減でき、工期短縮及び作業短縮による工賃の削減が期待できます。 型枠用コンパネ等の使用量も軽減されるので環境に優しく、ノンスリップスタイルの取付作業も不要です。

ステップボードの施工フロー

ステップボードの施工フロー順写真
  1. 階段下部のスラブ型枠組立工事 
  2. スラブ型枠上に配筋工事
  3. ステップボードをクレーンで現場設置
  4. ステップボード設置
  5. 生コン打設
  6. 階段踊り場の左官仕上げで施工終了
  7. 完成

ステップボードの設計強度と諸定数・規格諸元・寸法図

■ステップボードの設計強度と諸定数 ■規格諸元
鋼繊維 有機繊維
圧縮強度 180 130
曲げ強度 22.5 15.0
ヤング係数 55 45
ポアソン比 0.2 0.2
単位体積質量 2560 2500
線膨脹係数 13.5 13.5
 
タイプ 主要部寸法
階段幅 踏面幅 蹴上
1200 1246 270 183
900 937 270 183
       
       
       

■寸法図
寸法図

ダクタルフォームの認定証

認定証:(財)土木研究センター建設技術審査証明第0124号 認定証:国土交通省NETIS登録:HR-030023試験フィールド事業に活用する新技術 左:
(財)土木研究センター
建設技術審査証明第0124号

右:
国土交通省
NETIS登録:HR-030023
試験フィールド事業に活用する新技術